2005年09月22日
ABU444A
ABU444Aです。ヤフオクで衝動買いしてしまいました。よくわかりませんが、No.107100。
おそらく一番ポピュラーなアブのスピニングは、二度も復刻されたカーディナル33のシリーズでしょうか。
私も持ってます、復刻版(ピュアフィッシング・ジャパン)は、え?と思うほどガタがなく、非常に精度が高い印象をもっています。加えて、もともとウォームギヤは滑らかな特性だそうです。でもギヤの巻上力には弱点がある(ギヤについては、アブマニアさんを参照)。シーバス用としては、カーディナル33では小さすぎるかもしれません(?)。まぁ少なくとも「スズキ」用だと。私には縁がありませんが(;´Д`)。
そこで、一つ大きなサイズ、同・44が安くなってないかナーと探しつつ、でもウォームギヤだしナー…とウジウジしていたところ、それなりに年季が入った444Aを見つけてしまいました。
ウォームギヤより古いですが、効率は良いはずの「フェースギヤ」。でも手元に届いて回してみると不可解なガタがありました。
ナヌー!?(#`Д´)
オールド(?)だしねぇ。仕方ないか。分解して調べてみると、以前のオーナーがローター外したとき、うっかりハンドルを回したのでしょう。ピニオンの歯が一部つぶれていました(;´Д`)。
けれども不幸中の幸いかな、つぶれていたのは歯の前方(スプール側)だけだったので、デザインナイフで原寸より歯の幅が大きくなった部分を丁寧に削っていきました。ふむふむ?意外に柔らかい金属でスムーズに作業が進みます。なんだろ。亜鉛合金でしょうか?
幸いフェースギヤは無事なようです。組み直してゆっくり回すと、おぉ!滑らかだし、ギヤがしっかりかみ合った感触です(見た目にもね)。いいですねぇ。これ。
しかし。普通に回してみると、
ブルン ブルン ブルン ・・・ (;´Д`)
今度は強烈な回転ブレ。空回ししてると乗り物酔いになります(ウソです)。
ローター内をみると、異常に大きな肉厚部分があるのがわかります。ラインローラー+アームカムのカウンターウェイトだと思われます。だけどどうでしょう?ベールアーム自体の重量を考えてないようなバランスに思えます(間違ってたらゴメン)。
後のカーディナル3/33/4/44がラインローラーの反対側に、ばかでかいボルトを取り付けた理由ないし経緯が分かった気がします。
ちなみに、カーディナル3/33については、このボルトのネジ部分が細いので、分解-組立の際は要注意。私は締めすぎて、捻り切ってしまいました(;´Д`)。でもピュアフィッシングにパーツは在庫しており、このたび無事に入手できました。一安心。
そこで、写真のように調整してみました。でも空回しでは、まだブレが気になります。ホントは、追加ウェイトをローターの外に貼り付けたいところ。改善の余地あり。
でも釣り場では、ルアーの引き抵抗に加え、リールを試したA橋下で流れが速かったこともあり、回転ブレは気になりませんでした。
また、ナイロン2.5号だったのですが、スプール径がデカい(ダイワの3000番くらい)ためか、あまり撚れません。ラインローラーは樹脂製ブッシュが入りですが、これが効いていたかはわかりません。
とりあえず、釣り場では全く問題なく使えました。え?海水で使うな?メンテにはマメですし、もし錆びても平気です。これは使えます。
少なくとも個人的には、このサイズ(カーディナルだと4/44)なら、ウォームギヤより444Aのフェースギヤが合理的だと思います。 運良く、まともな値段でギヤなど、手に入る交換パーツを購入できましたが、十分ではありません。
ローターの回転バランスを再設計して復刻してくれんかなぁ。無理かなぁ。
おそらく一番ポピュラーなアブのスピニングは、二度も復刻されたカーディナル33のシリーズでしょうか。
私も持ってます、復刻版(ピュアフィッシング・ジャパン)は、え?と思うほどガタがなく、非常に精度が高い印象をもっています。加えて、もともとウォームギヤは滑らかな特性だそうです。でもギヤの巻上力には弱点がある(ギヤについては、アブマニアさんを参照)。シーバス用としては、カーディナル33では小さすぎるかもしれません(?)。まぁ少なくとも「スズキ」用だと。私には縁がありませんが(;´Д`)。
そこで、一つ大きなサイズ、同・44が安くなってないかナーと探しつつ、でもウォームギヤだしナー…とウジウジしていたところ、それなりに年季が入った444Aを見つけてしまいました。
ウォームギヤより古いですが、効率は良いはずの「フェースギヤ」。でも手元に届いて回してみると不可解なガタがありました。
ナヌー!?(#`Д´)
オールド(?)だしねぇ。仕方ないか。分解して調べてみると、以前のオーナーがローター外したとき、うっかりハンドルを回したのでしょう。ピニオンの歯が一部つぶれていました(;´Д`)。
けれども不幸中の幸いかな、つぶれていたのは歯の前方(スプール側)だけだったので、デザインナイフで原寸より歯の幅が大きくなった部分を丁寧に削っていきました。ふむふむ?意外に柔らかい金属でスムーズに作業が進みます。なんだろ。亜鉛合金でしょうか?
幸いフェースギヤは無事なようです。組み直してゆっくり回すと、おぉ!滑らかだし、ギヤがしっかりかみ合った感触です(見た目にもね)。いいですねぇ。これ。
しかし。普通に回してみると、
ブルン ブルン ブルン ・・・ (;´Д`)
今度は強烈な回転ブレ。空回ししてると乗り物酔いになります(ウソです)。
ローター内をみると、異常に大きな肉厚部分があるのがわかります。ラインローラー+アームカムのカウンターウェイトだと思われます。だけどどうでしょう?ベールアーム自体の重量を考えてないようなバランスに思えます(間違ってたらゴメン)。
後のカーディナル3/33/4/44がラインローラーの反対側に、ばかでかいボルトを取り付けた理由ないし経緯が分かった気がします。
ちなみに、カーディナル3/33については、このボルトのネジ部分が細いので、分解-組立の際は要注意。私は締めすぎて、捻り切ってしまいました(;´Д`)。でもピュアフィッシングにパーツは在庫しており、このたび無事に入手できました。一安心。
そこで、写真のように調整してみました。でも空回しでは、まだブレが気になります。ホントは、追加ウェイトをローターの外に貼り付けたいところ。改善の余地あり。
でも釣り場では、ルアーの引き抵抗に加え、リールを試したA橋下で流れが速かったこともあり、回転ブレは気になりませんでした。
また、ナイロン2.5号だったのですが、スプール径がデカい(ダイワの3000番くらい)ためか、あまり撚れません。ラインローラーは樹脂製ブッシュが入りですが、これが効いていたかはわかりません。
とりあえず、釣り場では全く問題なく使えました。え?海水で使うな?メンテにはマメですし、もし錆びても平気です。これは使えます。
少なくとも個人的には、このサイズ(カーディナルだと4/44)なら、ウォームギヤより444Aのフェースギヤが合理的だと思います。 運良く、まともな値段でギヤなど、手に入る交換パーツを購入できましたが、十分ではありません。
ローターの回転バランスを再設計して復刻してくれんかなぁ。無理かなぁ。
【追記 2006/1/9】
結局出番はなく、買い集めた交換パーツとのお買い得セットにして嫁がせました。
結局出番はなく、買い集めた交換パーツとのお買い得セットにして嫁がせました。
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