2005年09月19日
谷山商事 GRAIN COUSE #3
谷山商事(バレーヒル)のクーゼ。値段の割に良くできていると評判のようですが、私もそう思います。
リールフットの「GRAIN」のシールの下に「KOREA」と印字があります。パーツも韓国製か?ちょっとわかりません。すぐ壊れるといったイメージは一昔・二昔のものですが、これも普通に立派なものです。
フライリールの実釣上の機能は糸の収納とドラグですね。常時リールを巻いているルアー釣りとは違います。リールチューンにハマったからといって、フライリールにまでベアリングを増設したい衝動に駆られてはいけません(^^;)。
あまり神経質になる必要はないでしょうが、メインシャフト部とハンドルノブ部にはベアリングやブッシュは入ってません。欲をいえば、メインシャフト部に真鍮のブッシュを入れて欲しかった…。いや、いまどきベアリングの方がコストがかからないのかもしれませんが。それでも回転はヌメっとした感触もあって、たいそう滑らかです。精度はきちんと出ていると思います。
この値段ですがボディは樹脂製ではなくアルミダイキャスト製です。メインシャフトが通る部分の肉厚もそれなりに確保されており、剛性面でも問題はなさそうです。でも、万一ガタついても実釣上の問題はないわけですけれど。
ドラグについては、国内の渓流ではあまり必要でないといわれています。でも、多摩川や荒川、あるいは東京湾奥まで想定してみて、ディスクドラグがいいんじゃないかと思ったのです。
テフロンワッシャーは3枚入っていました。あれ???添付の展開図より1枚多いみたい。まぁいいか。シマノのドラググリスを塗ってみました。ギヤのグリスと混ざってしまうので、ないよりマシかもしれない、という程度の気休めですな。
ギヤには、たぶんステンレス製の軸が圧入してあります。良心的といえましょう。ちなみに、購入した状態では、メインシャフトには粘っこいオイルが塗ってあったものの、ギヤには何も塗ってありません。機械的には塗ってから回した方がいいと思います。う~ん…水を汚す可能性も考えなくてはいけないとか、あるんでしょうか?
【追記 2005.10.10】
よく考えると、メインギヤのステンレス製の軸を圧入すると、ギヤが変形しそうです。鋳込んであるのかもしれません。
ハンドルノブはボディとの間に樹脂製のワッシャーが入っています。でも、この部分は長く使っていると、おそらくハンドルノブが軸との間で摩耗してガタついてくるでしょう。そのときはブッシュ(内径5mm)を入れたいですね。ノブの寸法には余裕があるし、比較的簡単にできるでしょう。
最後に。ハンドル側中央部のメインシャフトのキャップの中には、クリックドラグの名残でしょうか(?)、バーとピン、そして板バネも仕込まれているようです。この辺りの理由というか、フライリール発展の経緯というか、まだ不勉強でわかりません。どなたかご存じならご教示ください~。ただの飾りにしては丁寧に作っているといえます。でも正直いって、これは全然いらんなぁ。また、実際に試してはいませんが、キャップに別の穴を開け、クリックのバーを伸ばして取り付ければ、クリックドラグ(もどき)仕様になるのかもしれません。
スペック等については、こちら。
リールフットの「GRAIN」のシールの下に「KOREA」と印字があります。パーツも韓国製か?ちょっとわかりません。すぐ壊れるといったイメージは一昔・二昔のものですが、これも普通に立派なものです。
フライリールの実釣上の機能は糸の収納とドラグですね。常時リールを巻いているルアー釣りとは違います。リールチューンにハマったからといって、フライリールにまでベアリングを増設したい衝動に駆られてはいけません(^^;)。
あまり神経質になる必要はないでしょうが、メインシャフト部とハンドルノブ部にはベアリングやブッシュは入ってません。欲をいえば、メインシャフト部に真鍮のブッシュを入れて欲しかった…。いや、いまどきベアリングの方がコストがかからないのかもしれませんが。それでも回転はヌメっとした感触もあって、たいそう滑らかです。精度はきちんと出ていると思います。
この値段ですがボディは樹脂製ではなくアルミダイキャスト製です。メインシャフトが通る部分の肉厚もそれなりに確保されており、剛性面でも問題はなさそうです。でも、万一ガタついても実釣上の問題はないわけですけれど。
ドラグについては、国内の渓流ではあまり必要でないといわれています。でも、多摩川や荒川、あるいは東京湾奥まで想定してみて、ディスクドラグがいいんじゃないかと思ったのです。
テフロンワッシャーは3枚入っていました。あれ???添付の展開図より1枚多いみたい。まぁいいか。シマノのドラググリスを塗ってみました。ギヤのグリスと混ざってしまうので、ないよりマシかもしれない、という程度の気休めですな。
ギヤには、たぶんステンレス製の軸が圧入してあります。良心的といえましょう。ちなみに、購入した状態では、メインシャフトには粘っこいオイルが塗ってあったものの、ギヤには何も塗ってありません。機械的には塗ってから回した方がいいと思います。う~ん…水を汚す可能性も考えなくてはいけないとか、あるんでしょうか?
【追記 2005.10.10】
よく考えると、メインギヤのステンレス製の軸を圧入すると、ギヤが変形しそうです。鋳込んであるのかもしれません。
ハンドルノブはボディとの間に樹脂製のワッシャーが入っています。でも、この部分は長く使っていると、おそらくハンドルノブが軸との間で摩耗してガタついてくるでしょう。そのときはブッシュ(内径5mm)を入れたいですね。ノブの寸法には余裕があるし、比較的簡単にできるでしょう。
ちょっとグリスでコテコテ(^^;)
最後に。ハンドル側中央部のメインシャフトのキャップの中には、クリックドラグの名残でしょうか(?)、バーとピン、そして板バネも仕込まれているようです。この辺りの理由というか、フライリール発展の経緯というか、まだ不勉強でわかりません。どなたかご存じならご教示ください~。ただの飾りにしては丁寧に作っているといえます。でも正直いって、これは全然いらんなぁ。また、実際に試してはいませんが、キャップに別の穴を開け、クリックのバーを伸ばして取り付ければ、クリックドラグ(もどき)仕様になるのかもしれません。
スペック等については、こちら。
追記
ハンドル側中央部のメインシャフトのキャップの中にある各パーツは、スプールを脱着するためのものであることが分かりました。スプールのブレーキなんて関係ない(^^;)。分解前の記憶が曖昧で、バーと板バネを表裏反対に取り付けていました。お恥ずかしい。分解図もちょっと微妙な書き方をしてありますので、注意が必要でしょう。また、V時型の板バネは長い方を外に向けるのが正解だと思います。短い方を外側にして取り付けると、バネが微妙に働かず、バーが中途半端な位置で止まってしまい、スプールが脱落するかもしれません。
ハンドル側中央部のメインシャフトのキャップの中にある各パーツは、スプールを脱着するためのものであることが分かりました。スプールのブレーキなんて関係ない(^^;)。分解前の記憶が曖昧で、バーと板バネを表裏反対に取り付けていました。お恥ずかしい。分解図もちょっと微妙な書き方をしてありますので、注意が必要でしょう。また、V時型の板バネは長い方を外に向けるのが正解だと思います。短い方を外側にして取り付けると、バネが微妙に働かず、バーが中途半端な位置で止まってしまい、スプールが脱落するかもしれません。
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