2008年05月06日
某港湾部お茶騒動
2008.5.4-5 0:00-7:30 大潮Ⅰ上げ5-下げ5
GW連休中、東京湾奥で鱸釣り。
kumasans、I氏、para隊長、tsu-chan。東京の釣友たちが忙しいなか、集まってくれました
◆夜バチPの部
東京湾奥はバチPの真っ盛りの様子。アブレる心配はなさそうでしたが、より堅そうな気がするのは隅田川(経験値もそれなりに有)。しかし、集合場所の都合もあって、ここはサイズupの可能性がある流入河川に上げで入ることに。個人的には、ここ大の苦手なんですけど。。
この夜、輝きを放ったのは、事前に下げの隅田川で2本を揚げ、調子にノってやってきたI氏。MAX62cm。
肝はアップクロス
コイツぁ素晴らしい (°〇°;)
ワタシも真似してやってみたら、バイトが取れるようになりましたが、時すでに遅し。群れのサイズが落ちたのか、バチペンで40cmあるなしを揚げただけ。このほかナオト氏も60cm程を揚げましたが、まっとうなサイズは開始直後の時合いで打ち止め。全体に釣果は伸びませんでした。
ますます反応が遠のいてきて一段落。一同ファミレスで腹ごしらえ。
十分な釣果を上げたI氏、翌朝仕事のtsu-chanとはここでお別れ。
再会の日まで壮健なれ!
◆これは事件だ
残った4名でデイ延長戦に突入。
堅そうなポイントは時間的に合わないので、「お茶を濁すために」港湾部へ。
結果的には、高速ミキサーでかき混ぜて抹茶クリームみたいにしてしまいました
さて、ベストポジションを確保しての1投目(シーズンではない故に可)。おお、ドリフトトゥィッチャー85Sの高速トゥィッチでいきなりバラシ。
沖の潮目では鳥が水面に急降下して捕食。それに時折小さい餌魚(稚鮎?)が跳ねて逃げまどうのが見える
隣で竿を出していたナオト氏がマールアミーゴの断続ジャーク(ナンダアレハ?)で魚を連続で掛け始め、どうやら時合い開始。その時のレンジはボトム付近。
ワタシには1ozなどの底を取れるルワーがないので、レンジバイブ70ESで中層を引くしかありません。。高速リトリーブで、テトラ際を回遊するマルタをスレ掛かりでランディングしてしまう orz。
明らかに釣れそうな気配ムンムンなんだが、どうも…な~んだか…上手くいかない感じがしたので、好きなルワーを投げてやることに ヽ(`⌒´メ)ノ。
どういう訳か(運命か)前日に買ってケースに入れてあった、ファリーナ90S。そう、サクラマス専用ミノーでございますね。
潮目にド遠投。
高速トゥィッチ、気が向いたらジャーク!
どや、カッコエエやろ?
いい動きするじゃありませんか ( ´∀`)
ガッツーン!!!
突然の激しいバイト (゚Д゚,,)!!!
バシューン!!!
ジーィーィーィー[ドラグ音]
猛烈な左右へのダッシュ!!!
誰か「ボラだ」って言った?
ええ、ワタシもそう思いましたとも。
しかし、それにしちゃぁ、猛スピードで左右に走るのですが (。_゜) ?
パッコーンと跳ねた銀色に輝く魚体。
「あの魚おかしい。変だ。頭丸い。」
ああ、そうですか。ランカーマルタですか C= (-。- ) 。。
手前に寄せてネットに入ったのは。。
ありえな~い Σ(゚Д゚,,)
右サムネイルをクリックして拡大
44cm。赤い斑点がないのでサツキじゃない??東京湾奥の港湾部でサクラマス!?これは間違い?
イッツ・ミラコーですわ へ(゜∇、°)へ エヘヘヘ...(ノ*゜▽゜*) フヒャヒャヒャ...。
なんだか毒気を抜かれ、ワタシは言葉少なになってしまったのでした。
翌日のpara隊長の調べによりますと。。
・多摩川など、東京湾奥の河川上流でもヤマメが放流されている。
・サクラマスが帰ってくる海・川にしようと努力する向きもある。
・水温の関係で東京湾でも河口で5月頃にサクラマスを狙う猛者が居る。
・シーバスガイド船で今年1本だけ揚がっている。
・利根川に遡上するハズが迷い込んだのではないか。
ということだそうです。
その日はもちろん鱸も熱かった!
久しぶりの餌魚パターン
実に久しぶりの、回遊タイプのファイトは強くて良いですなぁ底だったり、潮目で流したり、着水直後だったり、スローだったり。。めまぐるしくバイトの出方が変わって楽しかったです。ワタシが掛けたデカい魚は、バラシた1匹を含め、いずれもRBの高速トゥィッチ/スラッキングで出ました。4人で20本程揚がったのではないでしょうか。
当日を含め今年に入ってからというもの、プレミアム系釣魚でちょっとツき過ぎてる感があります。よくわかりませんが、このとおり謝ります m(__)m。誠に申し訳ありませんでした。このリバウンドは、なんとしてもご遠慮申し上げたいと存じます(ルワーBOXを亡くす等々)。
調査のために標本を解体分析
当然にも降海型
前日の連絡で妹夫婦宅にお呼ばれ。迂闊にも手土産を買っておかなかったため、標本は全て供出しました。もちろん(恩着せがましく)海を下って上ってのヤマメ冒険物語とセットです。味はサツキマスと同じく、たいそう美味でした。白→赤→吟醸→赤のローテーションでキッチリ元は取りました。いやぁ、こんなに幸せでよいのでしょうか (=´∇`=)。
因みに、標本を解体した際に確認しましたが、胃は空っぽでした。遡上中、反射喰いはするが捕食はしないと聞き及びますので、納得の事実ではあります。しかし、あの釣り場で見た餌魚は稚鮎だったかどうか、謎は残りました。
↑のように、本人としては中身たっぷりのGW連休でした。東京の皆様、懲りずにまた遊んで下さい。
【タックル】
・ロッド:旧ネオンナイトPE仕様
・リール:05バイオマスター2500S改
・ライン:キャスタウェイPE1号+東レ船ハリス5号
・ルワー:ファリーナ90S/ローリングベイト77-15g/レンジバイブ70ES